ハイドロキノン開発の歴史

昔のハイドロキノンはシミを作っているメラニン色素を還元するという高い効果を持っていながら、紫外線を受けたり、酸化したりすることでキンヒドロンという別の物質へ変質してしまい、肌に刺激性のある影響を与えてしまうことから問題視されてきました。

 

人体への危険性については、公的機関である世界保健機構(WHO)の外部機関、国際がん研究機関(IARC)で検証した結果、発がん性は分類出来ないとして物質としては2番目に安全なグループに分類される結果が出ています。

 

このグループには、他にお茶やカフェインなどが分類されていますので、発がん性に関しては、それらと同じだけ安全だと考えて良いということになります。

 

さまざまな検証を経て2001年にやっと日本でも規制緩和されたわけですが、化粧品に組み込むにはその後も山のような問題があり、安定性や美白効果、他の成分との相性、使った時の質感などを高めるために、あらゆる専門家が長い期間研究開発を行ったという歴史があります。

 

新しい成分を身体に良い状態で使えるようにするまでには、大変な課題があるということですね。

 

研究開発の現場も日々進化していますから、ハイドロキノンと一言でくくってしまうと、新旧いろいろな情報が混ざってしまい、何が正しいのかわからなくなってしまう時もあります。

 

危険性や安定性についても、日本は日本独自に副作用が少なく効果や浸透性の高いハイドロキノン配合化粧品を開発していますし、10年前と現在とでは大きく製品内容も変わっています。

 

常温でも3年保存が可能なものなど、日本が独自に開発したものです。
なんでもかんでも海外ものが良いというわけではありませんよ。